ついに Apple Scouter が登場する!?
今年(2022年)Appleが待望の拡張現実・仮想現実製品を出すかも、との報道が入ってきた。Apple発のスカウターか、とワクワクである。
この領域、FacebookのMetaへの社名変更で「メタバース(Metaverse)」という名称が市民権を持ち、非代替性トークン(NFT, non-fungible token)の浸透と共に非常に大きな広がりを見せようとしている。
この領域、技術的には拡張現実(AR)と仮想現実(VR)の二つに大別される。ARは、現実世界の画像に仮想的な情報をオーバーレイすることで現実世界を拡張させるもの。Pokemon Goのモンスター退治や、Microsoft HoloLens による工場ラインや機械部品上に操作ガイドなどを表示するユースケースが登場している。VRは、皆さんご存知の Meta Questに代表される、コンピューターで作られた世界に没入するように脳を錯覚させて実施する、ゲームやアバターでのコミュニケーションが代表的なユースケース。
この領域についにAppleが参入するとなるとワクワクする。
肝心のデバイスは、Questのような無骨なデバイスではなく。Appleらしいスマートなメガネ型になるらしい。まさに、ベジータがこの世界に持ち込んだ「スカウター」である。
これを使用して、パワフルなCPUを搭載した iPhoneでアプリケーションを実行し、Air Pod Proで耳から仮想的な世界に誘うような、VR/AR体験が提供されることを想像するとワクワクする。Appleのことだから、まずはARで現実世界に仮想的な情報を投影するようなアプリ・ユースケースから入るのではないか。それこそ、Star Wars Episode IVのレイヤ姫の登場シーンや、Minority Reportで Tom Cruiseが空中で操作情報を検索・チェックしていたような世界が現実のものになることを期待したい。
Appleのことだ、ARだけでなく、VRも同じデバイスで提供してくれるのではないだろうか?スイッチ一つで、現実世界から完全なる仮想空間に移動し、その世界に没頭できるようなゲームや仮想世界を提供してくれることを期待している(もちろん、周辺の状況を iPhoneなどがチェックしてくれるなど、安全性を確保しながら)。
この領域、今後の進化の方向性が本当に楽しみである。