msk's blog

日々の気付きを徒然なるままに記録していきます

論理と直感

今日は「直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN」佐宗 邦威  (著) のエッセンスをまとめてみます。実は書籍を読んだわけではなく、佐宗さんの Udemyでの講義の途中なのですが、大変素晴らしい内容なので、忘れないうちにアウトプットしておく。

この本に興味を持ったきっかけは、「40代オッさん「中年の危機」の正体と乗り越え方を見つけた(と思う)」という記事で紹介されていた、「自分モード」「他人モード」という生き方。

「他人モード」は、所属組織やグループで決められた・期待される役割を演じる生き方。つまり、自分の時間を別の誰かが埋めてくれる生き方。逆に「自分モード」は、自分の役割・行動を自分で決定し、自分が本当にやりたいことに時間を使っている生き方。会社員である私は他人モードで、自分の時間の大半を消費している、とドキッとした。この考えを知ってから自分モードでの時間を取り戻すために、様々な試みをしている最中である。

自分モードで生きるためには、自分のやりたいことや人生の目標、つまり、自分のビジョンを明確にする必要がある。そのための各種トレーニングが紹介されています。

妄想をビジュアル化して、それを具体化(言語化)するというアプローチはすごく腹落ちした。確かに、色々思索する時に手を動かし絵を書いたりしている。

ここで紹介されているトレーニングの一つが、「偏愛コラージュ」。ここでは、妄想を働かせるために、自分の人生で大好きだったものの画像(ビジュアル)を集めて整理する。そして「もしもクエスチョン」で、What if? を自分に問いかける。(例:もし考古学者になり化石を掘ることが仕事になったら?)

また、「自分がやりたいこと」をテーマに、ジャーナリングをすることで、内面を直視することになり、自分が本当に求めているものを探求することができるとのこと。(現在実施中)

この本では「ビジョン思考」が語られています。Visual Thikingという用語もでてきますが、同じものと解釈しました。ビジョン思考は論理で左脳と右脳を使い分ける、Design Thinking の基礎となる思考らしい。

  • 左脳:論理で考えるモード。鳥の目で全体を俯瞰して見る。
  • 右脳:イメージ・直感で考えるモード。虫の目で詳細を見る。

一つのものを見る時に、論理とイメージを意図的に切り替えて見てみることで、知覚力が鍛えられることになるとのこと。このトレーニングをやってみよう。

今日はここまで。